【開催レポート】経営体感ゲーム「マネジニア」
ドリアカ(DREAM ACADEMY)第3回目は、経営体感ゲーム「マネジニア」を開催しました。今回は、その「マネジニア」開催の様子をお届けします。
マネジニアとは、ビジネスの成果とチーム協働を論理的かつ体験的に学ぶことを目的としたビジネスワークショップです。
・チームが協働することで、会社の収益、キャッシュが増える流れが理解できる
・生産性の具体的な理解が進む
・『教わる』ではなく自ら気づく
などを効果として得ることができます。
スタート直後、参加者はグループ内で社長・営業・経理・製造・物流の役割を決定します。実際のビジネスを想定して設計されたルールの複雑さに参加者は少し困惑しながらも、必死に食らいつきながら聞いていました。
マネジニアのファシリテーターを務めていただいた泥谷佳織さん(有限会社せれくと)
製品の作り方を説明するせれくとの梶原梨央さん。ゲームがうまく進行できるようサポートいただきました。
チームの社長になったのは全員大学生!さて、経営手腕を発揮できるのはどの社長になるか!?
ゲームは企業の生産活動を1か月=1期として行われ、決められた時間内に参加チームは受注、製造、納品、決算を役割分担して粗利を出すことを目指します。実際にゲームが開始すると参加者は、必死の形相で役割を行い始め、「急げ急げ!」と叫ぶ学生もいれば、社長の意見に「うんうん」と冷静に頷いて指示に従う人まで様々な反応を見ることができます。この日は3チーム対抗戦だったので、他のチームに負けないよう一生懸命がんばる参加者の熱気が会場を包み込みました。
途中で決算がなかなか合わないグループが出る、キャッシュがなくなり銀行に2か月(2期)連続で借金を申し込むグループなど、ワークは波乱の展開に。。。
期を重ねるごとにできることが増えていきますが、参加者も要領をつかんだのか、後先考えずに資金を投入していたグループは、最後には相談をして慎重に事業を作っていく姿勢になっていきました。
3か月(3期)終了まで、時間はあっという間に過ぎ、気が付けば終了時刻の午後5時。参加者の顔には疲労感もありましたが、それぞれに学びを得た充実感もあり、互いをたたえる拍手が自然と起こっていました。
そして、最後にチェックアウト。
全体に向けて一人一人がワークショップの感想を述べました。
以下参加者の感想の抜粋
・考え方、マインド、目標設定、チームワーク、アイデアの創出の仕方など、チームメンバーとミーティングしたり、一緒にいるだけで成長できたような気がしました。
・マネジニアをやる前は今まで起業したいと思っていたが、実際どんな風に仕事をしていくのか分からなかった。マネジニアを経験してみて、経営とはどんな風にしていくのか、目を向けるべきはどこか、自分に足りないものはどこかなどなど、沢山の学びを得ることができ、より具体的に経営と起業に向けてイメージすることができた。
・忙しくなった時など普段自分がどうしているか等、”素の自分”をゲームを通して見ることができ、大変面白かったです。
以上、経営体感ゲーム「マネジニア」の様子をお届けしましたが、いかがだったでしょうか?未来の経営者を育てる良い機会になったと思います。