【開催レポート】DREAM ACADEMY vol.7 「思考の壁を取り払う5つの基本」 講師:海老原嗣生さん
6月29日(金)に2期生の講座がスタートしたドリアカ(DREAM ACADEMY)。本日はドリアカ最終回の講座の様子をお届けします。
最終回は雇用ジャーナリストとして著名な海老原嗣生さんに登壇していただき、『思考の壁を取り払う5つの基本』をテーマにお話しいただきました。
<海老原嗣生さんプロフィール>
サッチモ代表社員、厚生労働省労働政策審議会人材開発分科会委員、中央大学大学院戦略経営研究科客員教授、大正大学表現学部特命教授
1964年東京生まれ。大手メーカーを経て、リクルートエイブリック(現リクルートキャリア)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて雑誌「Works」編集長を務め、人材・経営誌「HRmics」編集長に。2008年にHRコンサルティング会社ニッチモを立ち上げる。『エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-』(「モーニング」連載、テレビ朝日系でドラマ化)の主人公、海老沢康生のモデルでもある。『人事の成り立ち』(白桃書房)、『人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~』(日経BP)など著書多数。
海老原さんが語る経営を行うために重要であると考える【思考の壁を取り払う5つの基本】はどのようなものか、今回の記事で5つのうち2つをピックアップしてみます。
基本その① 後ろ向きと前向き
堀江貴文さんと孫正義さんの対比でお話しいただきましたが、
〇後ろ向き経営:すぐに利益が出るが、経営寿命が短期
→市場を絞りきっている。
〇前向き経営:利益を出すためには時間がかかるが、経営寿命が長期
→市場を作る。
という解説。たしかにそう言われてみれば、堀江さんと孫さんのこれまでを振り返ると腑に落ちる感じがします。
海老原さんに突然指名されてびっくり!でも自分の意見を堂々と発言する参加者
基本その② 常識を疑う
「出来ない」という常識は案外間違っている。鵜呑みにせず、「本当にそうなのか?」と疑う癖をつける。当たり前のことかもしれませんが、情報を自らの視点でキャッチすることが大事だと教えてくれました。人に流されてしまう傾向って日常でほんとに起こりやすいからこそ、肝に銘じなければと感じます。
先ごろ話題になった「さんぽセル」のことを題材にして語る海老原さん。多くの人が知っているトップニュースを用いて、いかにして常識を疑うのかを解説してくれました。
参加者同士、自分たちの考えてきた意見を持ち寄りディスカッションを行いました。
今回の講義は、事前課題が海老原さんから渡されており、自分自身で考えてきたものを実際に意見としてアウトプットすることと、海老原さんの講義内容からのインプットの両方を行うことができ、思考の壁を取り払う学びを得ることができました。
<参加者からの感想>
・世の中に出回っている常識を疑うということは重要なことの一つだなと感じることができて、とても学びのある講義でした。
・自分自身の考えをしっかりと持ち、疑問に感じたら情報収集を行うことがより自分自身の考えを深めることにも繋がるのではないかと感じることができました。
これで1か月に及ぶドリアカ2期生のすべての学びが終了しました!
参加者の皆さん、大変お疲れ様でした。
ここで得た学びをぜひ実践場面で活かしていきましょう!