【開催レポート】DREAM CHALLENGE SELECTION
2022年8月17日、別府市B-biz LINKにて「DREAM CHALLENGE SELECTION」が行われました。
これは、6月から7月にかけて行った「DREAM CAMP」「DREAM ACADEMY」と連動する企画で、6組の学生チャレンジャーが最大20万円のテストマーケティング資金獲得を目指す企画です。
審査員には大分県みらい信用金庫地域創生企画部副部長の帆足杏一さん
別府市観光・産業部産業政策課長竹元徹さん
別府市B-biz LINK地域ビジネスプロデュースチームコーディネーターの魚返将和さん
以上3氏を迎え、活発な質疑応答およびフィードバックを行いました。
トップバッターは大分大学の寺本聖さん。別府市の北浜で元々旅館として営業していた施設「関屋旅館」を活用し、起業家シェアハウス「SEKIYA.so」を立ち上げ運営されています。別府市を学生起業の町にするという目的のもと、現在のスペースを盛り上げるため今回チャレンジされました。さすが既に事業を動かしていることもあり説明には気迫と説得力がありました。
オンラインで発表したのは、APU生の伊藤愛留さん。現在世界で話題となっているメタバースと英語教育を掛け合わせた事業「Growbuddy Play メタバース留学」を提案されました。留学経験のある伊藤さんは日本の英語教育には、話すことの「楽しさ」が足りていないと指摘。英語を学び、オンラインゲームをするなかで楽しく活用・習得するメタバース留学を、別府市にあるAPUの国際学生と共に実現したいと語られました。
チャレンジャーの中で最も会場を盛り上げたのは、APU生の廣瀬大地さん。別府市の温泉施設を愛する廣瀬さんは、施設に対してある不満を抱えていました。それは設置されているシャンプーで頭がギシギシになってしまったこと。「だったら自分で良いシャンプーを設置すれば良いではないか!」と思い立ち、シャンプー量り売り事業を自分が作り普及させたいというプランを発表しました。女性や学生が気軽に温泉施設に行ける別府を実現する旨、熱く語っていただきました。
エントリーされたほかの方々は、立命館アジア太平洋大学の増田伊芙希さん。事業テーマは「家具等の仲介業者〜サステイナブルな別府を目指して〜」
同じく立命館アジア太平洋大学の室谷将太郎さん。事業テーマは「trip mate」。
そして、同じく立命館アジア太平洋大学の「Akegata No Yume(A.N.Y)」から、三浦徳太さん、今里晶士さん、小林想さん、溝口梓さん。事業テーマは「ソフトスキルを用いた「思考」のイノベーション」。
ピッチを見ていた方からの感想
「学生という身分でありながら、既に色々な経験をしていることに対して非常に驚きました。アイデアはどれも新鮮で面白かったです。」
「今年のONE BEPPU DREAM AWARDの本選は非常にレベルが高いものになりそうだと感じました。」
最後に審査員の方々の講評が行われ会は終了。この中からテストマーケティング資金を獲得したのは、
伊藤愛留さん「Growbuddy Play メタバース留学」
廣瀬大地さん「シャンプー量り売り専門店 伽藍(がらん)」
増田伊芙希さん「家具等の仲介業者〜サステイナブルな別府を目指して〜」
の3名となりました!
9月28日(水)に、このテストマーケティングの結果を発表する「DREAM CHALLENGE SELECTION DEMO DAY」が開かれますが、どのような結果になるでしょうか!?別府の街中でこのチャレンジャー達を見かけたら、ぜひ声をかけてあげてください。